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ROEの意義と弱点
一般的にはROEが10%以上であれば非常に効率のいい企業であるといわれている。また、ROEが5〜7%程度でもなかなか見所があり、今後期待ができる企業でもあるといえる。
しかし実は、ROEには弱点があるので注意が必要である。たとえば、新興企業で、今は利益が出ていないけれども、将来は好利益を期待できるケースがある。こういった設立間もない企業というのは、既に注目されていると将来への期待から株主がこの企業の銘柄を買う動きに出ていることもある。そうなるとROEは低くてもすでに株価が上がってしまっているというケースもあるのである。
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